第22回ヨーロッパ青少年
消防オリンピック結果報告
第22回ヨーロッパ青少年消防オリンピックに日本代表チームが出場!
7月14日~21日 スイス・マルティニで開催
日本消防協会と日本防火・防災協会は、CTIF(ヨーロッパ各国を中心に組織する国際消防組織で日本も加盟)が主催する、ヨーロッパ青少年消防オリンピック大会(スイス・マルティニで開催)に、日本全国から選抜された4つの少年消防クラブを派遣しました。この派遣は将来の消防防災を担う若者の人づくりとして重視している少年消防クラブ育成支援の一環です。
今回は23カ国、56チームが参加して、日本は2009年チェコ、2015年ポーランド、2017年オーストリアに続く4回目の出場となりました。
派遣団は総勢29名
派遣団は各クラブ員5名、指導者1名の合計24名と、日本消防協会職員5名を併せた総勢29名です。
| No. | 都道府県 | 市町村 | クラブ名 | チーム名 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 札幌市 | 厚別中央しなの少年消防クラブ | JAPAN2 |
| 2 | 東京都 | 町田市 | 町田消防少年団 | JAPAN1 |
| 3 | 大阪府 | 河南町 | 河南町ファイアジュニア | JAPAN1 |
| 4 | 高知県 | 香南市 | 赤岡町少年防災クラブ | JAPAN2 |
厚別中央しなの少年消防クラブ
町田消防少年団
河南町ファイアジュニア
赤岡町少年防災クラブ
出発前
現地到着後

- 期間中、各国の選手・関係者は学校を宿泊施設とし、各教室に簡易ベッドと寝袋で生活をしました。
開会式(オープニングセレモニー)
競技大会
7月18日に競技大会が行われました。競技は消防の実技を取り入れた消防障害物競技と、400m障害リレーが行われました。不慣れなヨーロッパ仕様の消防資器材を使用したこともあり、総合結果はJAPAN1が44位、JAPAN2が55位でしたが、選手たちの一生懸命取り組む姿勢に、会場の多くの観客から温かい拍手とエールが送られました。
応援の様子
競技終了後

キャンプオリンピック

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キャンプオリンピックでは、消防に関係した50種類以上のレクリエーションゲームの中から順番に各チームで参加していくもので、選手たちは他国チームの様子を参考に水や泥にまみれ、楽しみながら取組みました。

お国自慢大会
7月19日、23カ国が参加したお国自慢大会では、全員の心をひとつに、力強いかけ声と動きで「よさこいソーラン侍」の演舞を披露し、観衆の心を魅了しました。その結果、見事に第2位入賞を果たしました。

国別展示
大会期間中には、様々な国際交流イベントも開催されました。国別展示の日本ブースでは、『折り紙』の実演や『うちわ』の配布が行われ好評でした。
閉会式
オリンピック期間を通して、スタッフやマルティ二の方々の温かさに触れることができました。
最後に
今回のオリンピックで、選手たちはもちろん参加したすべての者が大変貴重な経験をさせていただきました。選手たちには、この経験を今後の人生に活かし、消防・防災の担い手として活躍してくれることを期待します。


競技の模様
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●消防障害物競技

障害物競技スタート!

壁を飛び越えます

平均台を渡ります

手押しポンプで的を正確にねらい放水

4種類のロープ結索
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●400m障害リレー

のぼり壁(2m)越え

筒先がバトン

ハードルを飛び越えます

筒先を地面に置いてゴール!

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