公益財団法人日本消防協会

国際協力

国際部では、海外の消防機関との交流を通じて、日本の消防技術や知識の向上を目指しています。
具体的には、CTIFなどが開催する国際会議への参加や、海外の消防制度の調査を行うなど、各国の消防関係者との相互理解を深めています。
さらにヨーロッパ青少年消防オリンピック派遣事業や、消防車両等国際援助事業など、さまざまな交流・協力活動を実施しています。

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CTIF(国際消防救助協会)

平成24年にCTIFに加盟以来、総会や女性消防委員会会議に参加し、情報交流を図るなど、加盟各国との連携を一層強化しています。

消防国際協力事業

全国の消防団幹部や消防関係者が、海外の消防制度や活動の実態を調査し、各国消防との総合理解を深めることで、我が国の消防の発展に役立てています。

日中韓消防交流事業

各国の消防事情等について情報交換を行い、協力関係を一層強化することにより、各国の消防の発展に役立てています。

ヨーロッパ青少年消防オリンピック派遣

少年消防クラブの一層の活性化と国際交流を図るため、CTIF(※国際消防救助協会)が主催するヨーロッパ青少年消防オリンピックへ、我が国の少年消防クラブ員を派遣しています。
※CTIFはヨーロッパ各国を中心に組織する国際消防組織で日本も加盟

消防車両等国際援助事業

国内の消防機関から提供された中古消防車両を開発途上国等に無償で寄贈するなど、開発途上国における消防力の向上と国際貢献に貢献しています。

最近の国際会議

女性消防団国際会議

2014年(平成26年)9月29日に当協会主催した女性消防団国際会議は、世界8か国と国内の多くの消防関係者の参加を得て、盛会のうちに無事終了しました。各国から女性消防団員の活動や環境について発表があり、活発な意見交換も行われました。最後には今後の活動に向けた大会アピールが採択されました。各国の事例は日本の消防運営にも参考になる点が多く、日本消防の発展に寄与することが期待されます。