群馬県で出前講座を開催

 令和5年2月17日(金)群馬県消防学校において消防団幹部教育「指揮幹部科第8期分団指揮課程」が開催されました。講座では、元川崎市消防局職員の中村敏一氏を講師にお迎えし、「新たな災害環境に対応する消防団のあり方に関する講座」を実施しました。
「災害図上訓練DIG(風水害版)」と題した講座の中では、最初に、風水害についての基本的知識を学び、消防団ごとにグループ分けをしました。その後、自分たちが活動する地域の危険となる場所を地図に記し、どのような被害が想定されるかを話し合い、発表しました。
 講義の中で中村講師から「自然災害を防ぐことは出来ないが、地域での日頃からの備えが防災となり、それが減災となる。そして、地域力の向上が防災力の向上につながること。」という言葉があり、とても印象的でした。『「地域を知るために情報を集め、地域を理解して情報を共有し、行動に移すこと。」「消防団が改めて地域防災の要であること。」』と消防団のあり方を統括され、大変有意義な講座になりました。
【中村講師の講演の様子】
【会場の様子】
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