岩手県で出前講座を開催

　令和５年１月１９日（木）岩手県盛岡市の「アートホテル盛岡」において、令和４年度消防団長等幹部研修会が開催されました。研修会では、県内消防団の活動報告と併せて、新潟県糸魚川市消防団長の斉藤直文氏を講師にお迎えし、「新たな災害環境に対応する消防団のあり方に関する講座」を実施しました。
　「糸魚川市駅北大火からの教訓～消防団はどう活動したか大火から得た現状と課題～」と題した講演では、新潟県糸魚川市で発生した大火の被害状況や消火活動の様子、活動で得た教訓などを写真や動画を活用してとても詳しく説明して頂きました。
　また、この時の活動を踏まえて大火を経験した歴史を風化させず、普段から想定外の大規模災害に対する備え、火災を起こさせないような取り組みなどをお話ししていただき、大変有意義な講座になりました。
　受講者は災害時の消防団活動の困難さや、火災発生の際の初動体制の重要性について、強く共感されておりました。