017)石川: 2008年7月アーカイブ

石川県「見える消防団」

石川県小松市消防団



「消防団って…、どんなことをしているの?」以前、職場の上司から聞かれた言葉です。

私は、父が三年前まで、消防団の一員として活躍していたことから、消防団での活動内容については知っていたつもりです。

以外にも、身近に消防団関係者がいない方には知られていないようです。

 そんな中、小松市消防団では、昨年4月に消防団員確保の促進および市民・地域住民から消防団に対する理解を得ることを目的とし、「広報部会」が設立され、私は幹事を任させました。

 最初は、何を行えば良いか全くわからず、「団員確保」という言葉だけが頭から離れませんでした。しかし、部会の会議を重ねているうちに、大切なことに気づいたのです。

消防団をもっと知ってもらおうと。

 そこで手始めに、消防出初式のポスターを作製することにしました。

>例年は、小松市の広報誌や、新聞等に消防出初式の開催案内を掲載していたのですが、一人でも多くの市民に親しみをもっていただくため、すべて手作りでポスターを作製しました。

また「どうせなら、写真も募集してみよう」との声も上がり、急遽、写真展の開催と出展作品の募集を行うこととなり、案内チラシも作成しました。



出初式当日、メイン会場となる小松駅前には多くの観衆が集まっていました。朝まで雲に覆われていた空も、一斉放水の時には青空が広がり、裸放水の勇ましい団員を鼓舞するかのように美しい虹が周りを取り囲み、写真撮影にも最高のロケーションで出初式を終えることが出来ました。

 しかし、これだけで私達の広報活動に満足している訳ではありません。“少しでも多くの市民に見てもらいたい”との強い思いを胸に、今後も“市民によく見える広報活動”に力を注ぎたいと思います。

 今春、小松市消防団の広報誌「KFB」第1号が発行されます。

小松市消防団では、市民全員の目につく消防団、「見える消防団」を目指しています。

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