014)神奈川: 2007年12月アーカイブ

横須賀市消防団

横須賀市は、海と緑の自然に囲まれ、気候温暖な風光明媚な中核市です。

消防団の歴史は古く明治27年に横須賀消防組が発足しました。

その後、組織の見直しや消防組織法の施行により何度か改編され現在に至っております。

平成になった頃から全国的に消防団員の不足が問題となり、当市においても例外でなく不足しております。

そこで横須賀市消防団では、平成35月に消防団の活性化を目的に女性を主体とした「横須賀市消防団音楽隊」を結成しました。

平成12年から市内で音楽隊の演奏会を実施し毎回大勢の観客から好評を得ております。

音楽隊は演奏を通じて市民に防火思想の普及と消防団の広報を図るとともに日頃の訓練の成果を披露することにより、消防団のイメージアップを図るよう努力しております。

これまで、出初式や操法大会等の市の行事の他、自治体消防発足55周年記念式典など数多くの式典等に参加させていただきました。

shobodan-doriru.JPG                  消防団音楽隊ドリル

 

災害に強い町を目指して

横須賀市消防団では、平成7年に発生した阪神淡路大震災を教訓に毎年開催していました操法訓練を隔年に実施し、操法を実施しない年には消防団総合演習と称し複数隊の分団(3個分団~11個分団)が合同で大規模災害を想定し大規模訓練を実施しております。

shobodan-sogoenshu.JPG                  消防団総合演習

 

横須賀市消防団では、昭和57年から災害に強い施設として鉄筋コンクリートで消防団詰所を建設しております。

1階は車庫、2階は詰所で地下に40緕・の防火水槽を備えております。

  shobodan-tsumesho.JPG                      消防団詰所

 

消防団員への災害情報をいち早く、確実に知らせるため「消防団災害情報システム」を平14年度に立ち上げ計画的に進めてまいりました。

現在では、災害出場指令は消防団員の携帯電話にメール送信し情報伝達の短縮を図っております。

 

shobodan-dohosystem.JPG

          消防団一斉同報メール送信システム

終わりに横須賀市消防団は今後一層精進し市民を災害から守るべく努力を続けて行きたいと思います。

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