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ヨーロッパ青少年消防オリンピックに日本の少年消防クラブ員を派遣します

~ヨーロッパ青少年消防オリンピック派遣事業~
〇 事業趣旨
 平成31年7月にスイスで開催される第22回大会に少年消防クラブを派遣いたします。この事業は、ヨーロッパ各国の青少年との交流を深めるとともに、次代の消防防災を担う人材づくりのために行うものです。
〇 ヨーロッパ青少年消防オリンピック派遣概要
主  催:CTIF(ヨーロッパ中心の国際消防組織)
※日本消防協会は平成24年に加盟
開催概要
・2年に1回開催、今回が第22回目
・ヨーロッパの20数か国が参加見込み
・1チーム10名、年齢12才から16才、各国2チーム以内
・大会では、消防の実技を取り入れた障害物競争や400メートルリレー、参加各国の文化・歴史等を発表する国際交流イベントなどが行われる予定
・平成29年オーストリアで開催した第21回青少年消防オリンピックの様子は当協会ホームページで閲覧可能
障害物消防競技 スポーツ競技400メートルリレー
1 派遣先
スイス連邦 マルティニ
2 派遣期間
平成31年7月13日(土)から7月23日(火)までの予定
3 派遣メンバー
・少年消防クラブ 4チーム
・1チームにつきクラブ員5人、指導者1人  合計24人
4 派遣対象者
以下の資格をすべて満たす少年消防クラブを対象
・現に実践的な活動を行っており、今後、更にその取組みを強化する意欲をもっている少年消防クラブ
・平成31年4月時点で少年消防クラブに在籍する中学生及び高校1年生
(高校1年生についてはOBを含む。年齢は平成31年7月14日時点で16才以下)
・海外に約10日間滞在するため、喘息や食物アレルギー等の慢性的疾患がある場合は、かかりつけの医師に相談し、きちんと対応できる者
・選手村(宿営地)は、夏休み期間にあわせて開催地の学校施設等を使用することから、健康で仲良く共同生活ができる者
(H29年:学校の教室で簡易ベッド、寝袋 / H27年:学校の寄宿舎)
・指導者は、現に少年消防クラブの指導に当たっており、クラブの規律ある行動を統率でき、日本消防協会職員と連携を図り派遣期間中のクラブ員の安全を確保できる方
・1~2か月前に行う事前研修に参加できる者
5 派遣費用
派遣費用は、一人30,000円ご負担いただきます。それ以外は日本消防協会が負担します。
(なお、旅券取得経費、お小遣い等はご負担をお願いします。)
6 応募方法
応募を希望されるクラブは、申込書を市町村担当部局及び各都道府県担当部局を経由して、日本消防協会国際部あて提出してください。
7 応募締切
平成31年1月25日(金)
8 派遣クラブの決定
関係機関が協議して3月上旬に決定し、関係都道府県担当部局を通じて通知します。
9 その他
・派遣選手団の事前研修は、来年5月または6月に一泊二日(土曜日・日曜日)で行う予定です。なお、経費は全額日本消防協会が負担します。
・大会で着用する活動服等は、日本消防協会が支給します。

日本消防協会 国際部(泉、福地、伊藤)
電話:03-3503-3056・53
FAX:03-3503-1480

女性消防団員リーダー会議について

 平成30年9月27日(木)及び28日(金)の2日間、日本消防会館において、女性消防団員リーダー会議が開催され、全国からそれぞれの地域でリーダー的役割を担っている15名の女性消防団員の皆さんにご出席頂きました。
 1日目は、日本消防協会の秋本会長をコーディネート役に、有識者として消防団員確保対策等委員会の石橋毅委員長、消防庁の田中昇治地域防災室長、消防庁総務課の南里明日香課長補佐、兵庫県立大学減災復興政策研究科の阪本真由美准教授及び日本防火・防災協会の曾田幸子業務部長にご参加頂き、日本消防協会からも井上理事長、兵谷常務理事が出席し、意見交換を行いました。
 2日目は、東京消防庁本所防災館に移動し、暴風雨体験、消火体験、煙体験、都市型水害体験など、体験型の研修を行いました。
 会議では、「①地域防災力の充実強化、消防団の一層の充実発展を進めるうえでの女性消防団員リーダーの役割について」「②女性消防団員の活動環境の改善について」を大きなテーマとして意見交換が行われました。それぞれの所属する消防団の状況を踏まえた意見が和やかな雰囲気の中で活発に出され、同席した有識者の方々からは、貴重なご意見やご質問、アドバイスを頂きました。
 まず、女性消防団員のそれぞれの消防団での位置づけについて、本部付けになっているもの、女性分団として独立しているもの、各分団に配置されているものなどがあり、それぞれの活動の状況や課題などについて、活発な議論が交わされました。
 また、出産、子育てのため、やむを得ず退団していく女性団員がいる中で、どうすればいいのかという話では、休団届を出してもらって籍は置いておき、一段落したら復帰してもらっている事例や無理のない範囲で会議や活動に参加してもらっている事例など、まさにリーダーとして自らの経験を踏まえたうえで、他の消防団の参考となる事例が紹介されました。
 さらに、女性消防団員への資機材の充実が図られているかというと、まだまだそうでない実態も分かりました。地域住民の防災意識をもっと高めなくてはいけないこと、そのためには子供への防災教育や高齢者等への働きかけが重要になること、そしてこれらに女性団員の果たす役割はとても大きいこと、消防署や行政・学校などとの一層の連携が必要なことなど、今後の課題も見えました。
 各々の地域で置かれた状況が少しずつ違うことを認識し合いながら、女性消防団員の活躍の場がさらに広がることを期待したいものです。

都市型水害体験

暴風雨体験

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