●青梅消防少年団(東京都青梅市)
   青梅消防少年団の発足は昭和55年3月で、東京都の中では67番目です。平成25年1月現在で、団員は22名。準指導者、指導者合わせて23名、合計45名の1隊4 班体制で活動しています。月に2回ほどの活動を行い、それぞれ消防に対する訓練、合わせて鼓笛の練習等も行っています。また、水難救助訓練、山火事の防止ということで御岳山の防火パトロール等も行っています。
 4月は入卒団式。5月は、ビューティフル青梅ということで、美化活動として当少年団も参加し、町のゴミ拾い等を行います。活動終了後、新入団員の歓送迎会等も兼ね、多摩川の河川敷で、ピザ作りを行い親睦を深めています。
 モデル消防少年団クラブの認定を受けたことにより、D型ポンプを導入し、その使い方の勉強や、実際に放水訓練等も行い、また消火器の使用体験等、応急救護訓練、結索訓練等も一緒に行っています。そのほか、消防署の隊員たちの資機材や訓練等の見学、並びに指導を受け、規律訓練や結索訓練等も行いました。
 夏休みは、中学校のプールを借り、水難救助訓練としてペットボトルを使った緊急的な泳ぎの訓練等を行っています。後々は学校の許可が得られれば、着衣泳等の訓練もしたいと思っています。また、キャンプ場で1泊2日で訓練を行い、団体活動の勉強や自炊の厳しさ、火の扱い方等の勉強もしています。
 鼓笛隊としては、1月に青梅市の消防団出初め式の鼓笛パレード、青梅マラソンの30キロの前座での鼓笛のパレードを披露しました。また、春の火災予防運動に合わせて、消防署の庁舎公開行事で、団員加入促進のキャンペーンを行っており、ここでも鼓笛を披露しています。
 課題としては、子どもたちが辞めていく中での新入団員が少ないことで、非常に団員集めに苦慮しているところです。今後は駅頭でのパンフレットの配布や、近所への声掛け等いろいろ考えていきたいと思っております。
 

ビューティフル青梅
 

水難救助訓練

鼓笛パレード



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