●大沢少年消防クラブ(岩手県)
 
自主防災活動から郷土愛へ

 「海と高原の牧場(まきば)、人々がふれあい、心豊かに、いきいきと躍動するまち」洋野町は、岩手県の最北端に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな町です。大沢少年消防クラブは、町のシンボルである標高706mの久慈平岳の麓にある大沢地区の小学生で構成され、現在は5名のクラブ員で活動しています。

 昭和62年8月に結成以来、約25年間の永きにわたり、地元の消防団や婦人消防協力隊とともに、一般家庭の火災予防査察(消火器や住宅用火災警報器の設置状況の確認など)の実施、消防演習の防火パレードのほか、町や地域の夏まつりでは、みこしパレードに参加するなど、地域の火災予防や啓発活動を続けております。その成果として、結成した昭和62年以降、当クラブ管内において、住家火災は発生しておりません。 結成25周年の節目に、「少年少女消防クラブフレンドシップ2013」において、「特に優良な少年消防クラブ」として表彰されたことは、これまでの活動が認められた証であり、今後の活動への励みとなりました。

 「自分たちの地域は、自分たちで守る」という、自主防災の精神を小学生から体験することにより、家庭内の防火思想の高陽が図られるだけでなく、地域の連帯感と愛郷心の醸成へとつながります。

 少子化の影響により、結成当時21名であったクラブ員数は減少しておりますが、クラブを卒業した中高生は指導員として活躍し、その後は消防団員として地域の防火、防災活動に関わっており、結成時の目的と伝統が引き継がれております。
 この度の栄えある受賞を最大の名誉と誇りとして、地域の無火災を継続するとともに、郷土愛護の精神を忘れず、更なる向上心をもって活動していく決意を新たにしております。
 
 



 
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