●北多摩西部消防少年団(東京都)
 
1 「夏季野外活動訓練と自転車安全運転講習会を実施しました」

 北多摩西部消防少年団では、7月18日、19日の1泊2日で埼玉県飯能市の名栗川において、夏季野外活動訓練を実施しました。今回は、自然の中で起こり得る事故の対応と実際に炎を消火してみようと計画されました。
  応急救護訓練は、川で遊んでいた子供が溺れたとういう想定で、救助後に訓練を重ねてきた心肺蘇生法、AEDの操作を実施。また、初期消火訓練では、キャンプファイアーの大きな炎を模擬消火器で消火するという実戦的な訓練となりました。山の中で事故や火災が発生すると救急車、消防車の到着に時間がかかることを知った団員たちは普段、消防署で実施している訓練以上に真剣な眼差しで取り組んでいました。



【応急救護訓練】 【初期消火訓練】
 
2 「市総合防災訓練に制服デビュー」

 北多摩西部消防少年団(山口重行団長、参加団員20名)は防災週間前の8月29日(日)の午前中、武蔵村山市立第九小学校(東京都武蔵村山市)で実施された市主催の総合防災訓練に参加しました。
 訓練は9時に、多摩直下を震源とするマグニチュード7.3の大規模地震が発生したという想定で付近住民が訓練会場へ避難し、それら住民と一緒に各種訓練を実施しました。団員たちは、日頃の訓練成果を発揮し、初期消火法、応急救護法を披露しました。最後の総合訓練では住民と一体となり、模擬ハウスの実火災をバケツリレーにより完全消火しました。
 猛暑の中の訓練でしたが、新しい制服を着用した団員のキビキビとした活動は注目を集めていました。




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