2011年11月アーカイブ

東日本大震災消防団報告研修会

 平成23年7月30日(土)及び31日(日)、日本消防会館において東日本大震災全国消防団報告研修会を開催し、全国から両日共に約600人の消防防災関係者等が参加しました。
 報告研修会では、極めて厳しい状況のもと災害活動に従事した岩手県、宮城県、福島県の消防団員等が、生々しい具体的な活動状況を報告し、あわせて関西学院大学の室﨑益輝教授の講演、パネルディスカッション(コーディネーター:NHK解説副委員長 山﨑登氏)等が行われました。
 この度、報告・発言内容をまとめた報告書(PDFファイル)並びに消防団活動報告の動画映像を本ページに掲載いたしました。東日本大震災の教訓をこれからの消防防災対策に生かすため、また、消防団に対する理解を深めるためにも役立てていただければと思います。 (クリックいただきますと、報告書並びに動画映像の画面に移ります。)


■ 平成23年7月30日(土)

演  題 講 演 者
講演 「東日本大震災の被害状況及び
消防の活動状況等について」   報告書
消防庁
 消防・救急課長 横田真二


演  題 講 演 者
消防団活動報告(1)  報告書 動画 宮城県 気仙沼市消防団
 分団長 村上貴敏


演  題 講 演 者
消防団活動報告(2)  報告書 動画 福島県 南相馬市消防団
 副団長 長澤初男


演  題 講 演 者
消防団活動報告(3)  報告書 動画 岩手県 山田町消防団
 分団長 大石秀男




■ 平成23年7月30日(土)

演  題 講 演 者
講演  「東日本大震災とどう向き合うか」  報告書
関西学院大学
総合政策学部教授 室﨑益輝


演  題 講 演 者
消防団活動報告(4)  報告書 動画 宮城県 名取市消防団
 分団長 樋口惠一


演  題 講 演 者
消防団活動報告(5)  報告書 動画 岩手県 宮古市消防団
分団長 中野規男


演  題 講 演 者
自治体防災職員活動報告  報告書
宮城県 南三陸町危機管理課
住民安全係長 佐藤智  


演  題 講 演 者
緊急消防援助隊活動報告
東京消防庁
 警防部副参事 五十嵐幸裕


演  題 講 演 者
パネルディスカッション
「東日本大震災の教訓を これからの防災対策にいかす」
 報告書
●コーディネーター
 NHK解説副委員長 山﨑登

●パネリスト
 消防庁
  国民保護・防災部長
  佐々木克樹

 関西学院大学
  総合政策学部教授
  室﨑益輝
 福島県 南相馬市消防団
  副団長  長澤初男

 宮城県 気仙沼市消防団
  分団長 村上貴敏

 岩手県 山田町消防団
  分団長 大石秀男


資料をご覧いただくにはAdobe社のAcrobat Reader(無料)が必要です。
閲覧環境にAcrobat Readerがインストールされていない場合は
下記のバナーよりダウンロードすることができます。

 日本の消防は、江戸時代の町火消などの歴史を経て明治時代から本格的に体制が整えられ、現在では、消防団と常備消防の両立という充実した体制になっています。
 しかし、当初は一部に常備消防はあっても、全国的にみれば多くの地域が消防団だけであり、消防団は日本の消防の主役でした。今の消防団である消防組が全国統一的に制度化されたのは明治27年の消防組規則からです。
 自治体消防制度65周年にもあたる平成25年はそれから満119年なのですが、前後の年にも記念事業を展開することを想定して、日本消防協会では、平成25年を中心に、この自治体消防制度65周年と併せて消防団120年記念事業を実施することとし、記念イベントの開催や映像記録の作成を検討しております。その際、消防団が歩んできた歴史の変遷などを素材として参考にしたいと考えています。関連する情報がありましたら、下記により担当までご連絡くださるようお願いします。


1 内容

  (1) 装備・服飾
 

現在も稼働させることができる消防ポンプ等歴史的装備で、明治、大正、昭和初期頃までに製造又は使用していたもの。
(腕用ポンプ、蒸気ポンプ、ガソリンポンプ、ポンプ車、刺子半纏、半纏など)

 
  (2) 写真・映像
   

当時の消防団の服装、装備、活動状況等を示す映像もしくは写真で、明治、大正、昭和初期頃までに撮影され、撮影時期が明確なもの。
(PDF等の電子データに変換したものを含みます。)

 
  (3) 上記のほか参考になる事項
 

2 期間

  平成24年2月29日(土)までを予定しています。
 

(問い合わせ先)
 財団法人日本消防協会 消防団120年記念事業準備室  磯部、坂本
電話03-3503-1531  FAX03-3503-1480
E-МAIL:k-sakamoto@nissho.or.jp

 

 



 日本の消防は、江戸時代の町火消などの歴史を経て明治時代から本格的に体制が整えられ、現在では、消防団と常備消防の両立という充実した体制になっています。
 しかし、当初は一部に常備消防はあっても、全国的にみれば多くの地域が消防団だけであり、消防団は日本の消防の主役でした。今の消防団である消防組が全国統一的に制度化されたのは明治27年の消防組規則からです。
 自治体消防制度65周年にもあたる平成25年はそれから満119年なのですが、前後の年にも記念事業を展開することを想定して、日本消防協会では、平成25年を中心に、この自治体消防制度65周年と併せて消防団120年記念事業を実施することとし、記念イベントの開催や映像記録の作成を検討しております。その際、消防団が歩んできた歴史の変遷などを素材として参考にしたいと考えています。関連する情報がありましたら、下記により担当までご連絡くださるようお願いします。


1 内容

  (1) 装備・服飾
 

現在も稼働させることができる消防ポンプ等歴史的装備で、明治、大正、昭和初期頃までに製造又は使用していたもの。
(腕用ポンプ、蒸気ポンプ、ガソリンポンプ、ポンプ車、刺子半纏、半纏など)

 
  (2) 写真・映像
   

当時の消防団の服装、装備、活動状況等を示す映像もしくは写真で、明治、大正、昭和初期頃までに撮影され、撮影時期が明確なもの。
(PDF等の電子データに変換したものを含みます。)

 
  (3) 上記のほか参考になる事項
 

2 期間

  平成23年12月31日(土)までを予定しています。
 

(問い合わせ先)
 財団法人日本消防協会 消防団120年記念事業準備室  磯部、坂本
電話03-3503-1531  FAX03-3503-1480
E-МAIL:k-sakamoto@nissho.or.jp

 



平成23年度防火防災に関する作文コンクール審査結果

 生活協同組合全日本消防人共済会では毎年、全国の中学生を対象とした防火防災に関する作文コンクールを行っています。 例年、作文のテーマは「わたしのまちの消防団」ですが、本年度は、3月11日に東日本大震災が発生したこともあり、地震や災害における消防団活動についても対象としました。
 各都道府県の支部から選出された作品の中から、第一次審査及び第二審査を行い、厳選した審査の結果、最優秀賞には、宮城県女川市立女川第一中学校1年、神田七海さんの作品が選ばれました。佳作以上の作品については、作文集としてとりまとめて、全国の消防機関へ配布いたします。 たくさんのご応募ありがとうございました。

 
最優秀賞作品はこちら(PDF)

 

最優秀賞(1名)
宮城県  女川町立女川第一中学校
1年 神田 七海さん


優秀賞(2名)
宮城県  亘理町立吉田中学校
2年 渡部 桃華さん


岡山県  瀬戸内市立邑久中学校
1年 小山 皓規さん


熊本県  熊本市立東町中学校
2年 永野 皓市郎さん


佳 作(6名)
岩手県  久慈市立夏井中学校
1年  中田 優愛さん


東京都  私立修徳中学校
3年  魚山 裕慈さん


三重県  名張市立北中学校
3年  及川 ゆらさん


徳島県  つるぎ町立半田中学校
3年  三好 利光さん


香川県  坂出市立櫃石中学校
3年  櫃本 菜月さん


鹿児島県 薩摩川内市立川内南中学校
1年  町屋敷 葵子さん

   

ラジオCM
   おはよう!全国ニッポン消防応援団内で流れているCMをご紹介いたします。
下記の『○○編』のアイコンをクリックすると音声が流れます。     
 



 



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