少年消防クラブ指導者研修会を開催

 少年消防クラブ活性化推進会議では、平成23年6月4日(土)及び5日(日)の2日間、モデル少年消防クラブの指導者を対象に「少年消防クラブ指導者研修会」を東京都内で開催しました。 本研修会には、平成23年度に選定された全国のモデル少年消防クラブ指導者約40名が参加し、初日はルポール麹町にて基調報告、班別に分かれてクラブ活動に関する意見交換、情報交流を行いました。 2日目は東京消防庁協力の下、東京消防庁消防学校にて、調布消防少年団による訓練を見学したうえで実技による指導訓練を実施しました。 これら研修会で得られた成果をそれぞれの地域に持ち帰っていただき、今後の少年消防クラブ運営や活動の一層の充実が図られることを期待しています。
 
【主な内容】
1 6月4日(土)
(1)基調報告(平成22年度モデル少年消防クラブ指導者からの基調報告)
  ① 川沿少年消防クラブ指導者 山﨑英雄氏(北海道札幌市)
② おおのじょう少年消防クラブ指導者 上野修氏(福岡県大野城市)
各クラブの発足から活動内容、成果、課題、22年度の活動などを報告しました。
(2)DVD上映
  ドイツ連邦共和国の青少年消防隊の活動実態を紹介するDVDを視聴しました。
(3)班別意見交換
  2班に分かれ、「クラブ運営上の課題」や「クラブ活動の活性化・充実方策」などを主なテーマとして班ごとに活発な意見が交わされました。
 

[意見]

 ○子供たちが興味を引く訓練
  ・一泊の野外研修は人気があり、多くのクラブ員が参加するので、その中で様々な研修(着衣泳など)を実施している。
・発表会や出初め式、地域の祭り等で発表の場を設けることにより、その目標に向けて真剣に取り組むようになったので、日常の訓練で緊張感を持つようになった。
 ○各訓練や活動に対する検定、資格
  ・様々な資格を設け、取得した資格に応じバッジなどを与えると、バッジをつけることが子供の誇りなったので、全国的な資格があるといい。子供たちの励みになるような制度があればいい。
 ○障害を持った子供の受け入れについて   など
 

(4)討議結果報告
各班から出た意見を集約し、班の代表者が発表しました。

 

2 6月5日(日)

(1)調布消防少年団員の訓練見学
 調布消防少年団の訓練を見学し、指導のポイントなどを学びました。
 
(2)研修参加者による実技訓練(規律、結索、ポンプ取扱い)
  3班に分かれ、規律訓練、結索訓練、ポンプ取扱い訓練を実施しました。
 
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