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佐久穂町消防団の歴史
明治27(1894)年の消防組規則により、日本全国の市町村に「消防組」が発足した。佐久穂町を構成した昭和の合併前の旧村々にも、明治40年前後相次いで消防組ができている。
 その後、昭和の合併、平成の合併を経て現在の佐久穂町消防団に再編されてきた。この間、数々の火災や災害に出動し、住民の生命・財産を守るとともに、昭和49(1974)年には合併前の旧八千穂村消防団が、第4回全国消防操法大会に出場し、ポンプ車の部で準優勝に輝くなど、訓練成果の発揮にも足跡を残している。

合併に伴う再編と推移
 平成17年3月、小さな町と小さな村が合併して人口1万3千人の佐久穂町が誕生した。合併時、両町村を合わせた分団数14、消防団の定数は550人、実人員もほぼ同数の人員が確保されていた。平成18年、分団数を7に再編し、平成19年、団員の確保難の現状や他の同規模自治体との定員較差などを考慮し、定員を440人に削減、平成21年4月時点では実人員が419人にまで減少した。

機能別消防団員の導入
 消防団員の減少に拍車がかかる中、平成21年度、消防団の班が維持できなくなった地区が発生したことから、地区の自主防災組織及び区会、町と消防団において議論し、平成22年4月から機能別消防団員の制度を導入することとした。発足年度には18名の機能別消防団員が入団し、可搬ポンプの操作など訓練に励んでいる。

消防団の大切さをどう引継ぐか
 山間部に集落が点在する佐久穂町では、地域の消防団の果たす役割は大きい。しかし、消防団員の減少には歯止めがかからない。機能別消防団員の制度を導入しても、消防団を補完する役割を担ってくれるが、新入団員(基本団員)が加入しなければ根本的な解決には至らない。地区によっては、自分の子どもが新入団員として入団しなければ辞められないと言う人もいるが、果たしてその子どもは消防団に入ってくれるのか。
 消防団員として消火活動に向かう親たちを、子どもはどう見ているのか。地域を守る消防団の大切さを佐久穂町の子どもたちに伝えていくのは、佐久穂町消防団員の責任でもある。

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